Respect the Law 38に想いを込めて
令和2年における日本の交通事故について警察庁交通局の報告によると事故数や死亡重傷者の数は年々減少しているものの事故の割合については歩行中の歩行者の事故が依然として高い割合を占め、歩行者関連事故の件数は世界先進主要国の中で日本が最も多いのです。
その事故の相手は「車両」であり、さらに事故現場は横断歩道上で起きています。もちろん車両だけで無く歩行者に原因があるものも少なくありません。しかし注目すべきは、死亡事故を起こした車両の法令違反は「横断中の歩行者進路妨害違反」「交差点安全進行義務違反」
「前方不注意」「安全不確認違反」が車両と歩行者の死亡事故の90%を占めていることです。本当にこの事実をどう考えれば良いのでしょうか?道路を進行する車輌が中心的な存在の社会で良いのでしょうか?
日本は「歩行者が車に道を譲る車社会である」そう言わせたくない。その一心でこのプロジェクト、Respect the Law 38 を立ち上げました。
道路交通法第38条 歩行者優先
この法律を一体どれくらいのドライバーが知っているんだろう、どれくらいのドライバーが守ってくれているんだろう。
JAFの調べによると日本人ドライバーの約55%が横断歩道に歩行者がいても減速や停止をせずに通過していることがわかっています。
この法律を一人でも多くのドライバーが知り、守り、そして広めていけば歩行者優先の社会がきっと実現出来ます。
私たちの想いを知って欲しい、一緒に力を貸して欲しい。
さぁ、あなたもこのプロジェクトRespect the Law 38に参加して、共に交通事故のない優しい社会を確立させましょう。
2021年6月1日